FIG. 1 — POCKET WATCH MOVEMENT, FRONT VIEW

一秒を、
手でつくる。

HAND-BUILT MECHANICAL WATCHES / TOKYO, YANAKA

ESTABLISHED
1987
CALIBER
TK-01 HAND-WOUND
BEAT
18,000 A/H

II — BLUEPRINT

一枚の図面に、
 百四十七の部品。

刻舎の時計は、一本ごとに図面から起こします。地板の形、歯車の歯の数、ねじの位置。すべてを決めてから、ようやく真鍮を削り始めます。

22 12 14 16 18 20 10

FIG. 1

懐中時計ムーブメント 正面図

NOTE — SCROLL TO ROTATE

  1. 地板

    地板は歯車の軸受けや各部品を取り付ける土台です。歯車列の位置関係を保ち、輪列や調速機構が連動するための基準になります。

  2. 二番車

    香箱の力を受けて歯車列を進め、一般的な機械式時計では一時間に一回転します。その回転が分針へ伝わり、文字盤の分表示を動かします。

  3. 三番車

    二番車から四番車へ力を伝える中間の歯車です。歯数の組み合わせによって回転速度を変え、輪列全体の動きをつなぎます。

  4. 四番車

    三番車から受けた力で回転し、一般的な機械式時計では一分に一回転します。秒針を取り付ける軸につながり、秒の動きを表示します。

  5. ガンギ車

    輪列から受け取った力を、アンクルを介してテンプへ小刻みに伝えます。テンプの振動に合わせて回転を進めたり止めたりし、一定の歩度を保つ働きをします。

  6. テンプ

    ひげぜんまいと組み合わさって一定の周期で往復運動し、ガンギ車の動きを制御します。この振動が時計の進み方の基準となり、針の進む速さを整えます。

  7. 竜頭

    ケースの外側から操作するつまみです。巻真を通じてぜんまいを巻き上げたり、針を動かして時刻を合わせたりするために使います。

地板は歯車の軸受けや各部品を取り付ける土台です。歯車列の位置関係を保ち、輪列や調速機構が連動するための基準になります。

ATELIER
刻舎
DRAW NO.
TK-001
SCALE
4 : 1
DATE
2026.10.24

IV — CRAFT

百分の一ミリを、
 目と指で合わせる。

歯車の歯の面を磨き、軸の先を整え、石の高さを百分の一ミリ単位で合わせる。刻舎では、ルーペとピンセットを使い、一本の時計をひとりの職人が最後まで組み上げます。

仕上げ
すべて手作業
組み立て
一本あたり約120時間
調整
5つの姿勢 × 2つの温度
作業台で時計を組む職人の手元
ピンセットとドライバー
ルーペ

VI — WORKS

三本の、
 同じ心臓。

三つのモデルは、どれも同じ手巻きの機械 TK-01 で動きます。違うのは、文字盤の仕上げと、機械の見せ方だけです。

VIII — REPAIR

他の工房の時計も、
 分解から診ます。

古い懐中時計や、親から受け継いだ腕時計も承ります。お預かりから、お返しまでの流れです。

  1. 診断01 / 1日

    ケースを開け、止まっている理由と、直すべき部品を調べます。

  2. 分解02 / 2日

    百を超える部品を一つずつ外し、傷みを確かめます。

  3. 洗浄03 / 2日

    古い油と汚れを落とし、部品を一つずつ磨きます。

  4. 組立・注油04 / 3日

    部品を戻しながら、決まった場所に油を差します。

  5. 調整・検査05 / 7日

    姿勢と温度を変えて、一日の進み遅れを測ります。

谷中の工房の外観

X — VISIT

路地の奥の、
 小さな工房へ。

ADDRESS
東京都台東区谷中 0-0-0
OPEN
11:00 – 18:00(水曜定休)
TEL
03-0000-0000
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